今年7月に行われた参議院議員通常選挙で大躍進した「れいわ新選組」。既存政党とは180度違う「消費税廃止」を主張し、その他にも「安い家賃で住める公的住宅の拡充」や「奨学金チャラ」、「全国一律最低賃金1500円政府が補償」等々、素晴らしい政策を掲げ、個人的に経済ブレーンが誰なのか気になっていました。
調べてみたところ、「池戸万作」という初めて目にする名前を発見。
そこで今回は、「れいわ新選組の経済政策ブレーンを務める池戸万作とは。池戸万作さんの年齢、経歴などについて調査。」と題して、池戸万作さんについて調べてみました。
池戸万作さんの年齢、経歴
池戸万作さんは、(こりん星…もとい千葉県茂原市出身の)元アイドル・小倉優子さんと同い年の1983年生まれで、東京都小平市出身です。
同志社大学法学部政治学科を経て、中央大学で経済学の修士号を取得されています。
池戸万作さんの好きな言葉
- 合成の誤謬(ごうせいのごびゅう)
- センメルヴェイス反射
・合成の誤謬とは、経済学の用語で、ミクロの視点では良いことであっても、それがマクロという集団に合成されると不都合、不合理な結果を招いてしまうということです。
例えば、デフレで企業が儲かりにくく、従業員の給料が上がりにくい現在においては、企業は生産性向上のための設備投資を控え、従業員も支出を控えることが当然合理的になります。しかし、企業の設備投資や個人の消費が低迷してしまえば、当然社会全体の経済は低迷してしまいます。
デフレの時は、企業や個人ともに投資や支出を控えることが合理的ですから、「民間主導」でデフレから脱却することは容易ではありません。そのため、デフレから脱却するには、自国通貨を発行でき財政破綻の心配のない政府が積極的に財政出動をして、社会の有効需要を創出する必要があります。
・センメイルヴェイス反射とは
センメルヴェイス反射とは、通説や常識から外れたことを、「事実」であるにも関わらず受け入れられない傾向のことですが、逸話の源は実に恐ろしい。オーストリアの病院で妊婦が次々に産褥熱で亡くなっている状況で、センメルヴェイスは医師として「接触感染」に気が付き、対策を訴えたにも関わらず、他の医師たちからむしろ攻撃され、不遇の生涯を終えました。なぜ、センメルヴェイスの訴えた「事実」が広まらなかったのか。「患者を殺していたのは、実は医師の手である」という事実が、医師たちに受け入れがたいものだったためです。引用元:https://ameblo.jp/takaakimitsuhashi/entry-12459302202.html
まさに、日本におけるMMT(現代貨幣理論)に関する論争が、このセンメルヴェイス反射に当てはまりますね。
MMT(現代貨幣理論)が主張する「自国通貨を発行できる国が自国通貨建ての国債で財政破綻することはない。」ということは、単なる「事実」であるにもかかわらず、政治家や経済学者、経済評論家、マスコミ等々から攻撃されています。
それもそのはず。長年の緊縮財政(政府支出削減と増税)により、20年もの間デフレを継続させ国民を貧しくさせていたのですから、いまさら「日本は国の借金で財政破綻することはあり得ません。そのため、本当は増税も必要ありません。」とは口が裂けても言えませんよね!
池戸万作さん自身のTwitterでの自己紹介
令和初の政治経済評論家です。日本経済復活の会・幹事、消費税増税の「リスク」に関する有識者会議出席、山本太郎さんなど政治家の方々にグラフの提供や経済レクも行っています。消費税やMMT(現代貨幣理論)などについて呟いていきます。
消費税に関する池戸万作さんの主張について
消費税は不要な税金だと断言されています。当然、僕も同感です。記事はこちら。
最後に
今回は「れいわ新選組の経済政策ブレーンを務める池戸万作とは。池戸万作さんの経歴、年齢などについて調査。」と題して、池戸万作さんについて調べてみました。
なお、池戸万作さんは、僕が尊敬する人物の一人である、三橋貴明さんが運営するYouTubeチャンネル『三橋TV』にご出演されていますので、ご興味のある方はぜひ見てみてくださいね!
最後までご覧いただきありがとうございました!!