合格して感じた社会保険労務士(社労士)や行政書士、FP(ファイナンシャルプランナー)資格の難易度について

※合格証書は実家に置いているため、写真はすべてコピーです。

本記事では、総務・事務系の職種で取得が推奨されている資格の難易度について、それらに合格した自身の経験を踏まえて言及したいと思います。

保有資格と合格年度

まずは、僕が保有している資格をご紹介。

  • 社会保険労務士(平成28年度)
  • 行政書士(平成30年度)
  • 一級ファイナンシャル・プランニング技能士(資産設計提案業務)(平成30年度)
  • 二級ファイナンシャル・プランニング技能士(省略)
  • 三級ファイナンシャル・プランニング技能士(省略)
  • 日商簿記2級(省略)

以上になります。本記事ではこれらの難易度について言及したいと思います。なお、日商簿記については、元々2級の取得を目標にしていましたので、3級は受験していません。

難易度について

難易度について

まずは、僕が感じた難易度について(抽象的ではありますが)簡単にご紹介。これらの資格の難易度については、各サイトで一般的に言われているような内容に概ね同感です。

僕が感じた資格の難易度について
  • 社会保険労務士…かなり難しい
  • 行政書士…難しい
  • 一級ファイナンシャル・プランニング技能士…やや難しい
  • 二級ファイナンシャル・プランニング技能士…普通
  • 三級ファイナンシャル・プランニング技能士…易しい
  • 日商簿記2級…普通

また、社会保険労務士、行政書士、一級ファイナンシャル・プランニング技能士の難易度のイメージは次の通りです。

社会保険労務士>>行政書士一級ファイナンシャル・プランニング技能士

ファイナンシャル・プランニング技能士試験について

まず三級ファイナンシャル・プランニング技能士については、かなり簡単で、事務職の方であればほとんど勉強しなくても合格できるレベルです。

ただ二級ファイナンシャル・プランニング技能士になると難易度が数段上がり日商簿記2級同様、それなり(一般的には2~3か月程度)の勉強が必要になります。

そして、一級ファイナンシャル・プランニング技能士になると、難易度はさらに数段上がります。特に学科試験の【基礎編】(マークシートによる四答択一式)難問・奇問が出題され、高得点は難しいです。また、一級の特徴は何と言っても、二級までは学科試験・実技試験ともに筆記試験だったのが、一級の実技試験は口頭試問方式(要は面接です)になる点です(この面接が、コミュ障の僕にとっては難しいのなんの^^;)。

ただ、学科試験の【基礎編】は難しいのですが、【応用編】は記述式ではあるものの、ある程度出題パターンが決まっているため対策が立てやすく【基礎編】は何とか50点程度を確保し【応用編】で70点以上をとり合格基準を満たすのが一般的の様です。実際に僕も同様の得点割合で合格基準を満たしました。※一級ファイナンシャル・プランニング技能士の学科試験の合格基準は、「200点満点で120点以上」です(【基礎編】100点、【応用編】100点の計200点満点です)。

また、実技試験に関しては裏技(?)があり、日本FP協会が実施する「1級FP技能検定(筆記・記述式)」を受けるという方法もあるため、「面接は苦手」という方でも合格することが可能です。

ちなみに僕は、面接である口頭試問方式を受けましたがあえなく不合格(ちなみに合格率は毎回8~9割ほどです^^;)だったため、日本FP協会の筆記・記述式を受け合格しました。

社労士、行政書士については一般的に言われている難易度に同感。ただ…。

社会保険労務士と行政書士の難易度については、同程度だとよく言われているのですが、個人的には疑問で、問題自体の難易度で言えば確かに同程度かもしれませんが合格」の難易度については社労士の方が数段上ではないかと感じました。

というのも、やはり「足きり」ですね。行政書士試験にも足きりはありますが、社会保険労務士試験と比べると、正直足きりをクリアすることは容易で、足きりはあってないようなものだと感じました。なぜなら、行政書士試験の足きり(一般知識等)については、文章理解や個人情報保護法関連といった得点しやすい分野・正解するべき分野が明確であるため、対策が立てやすいです。

また、足きりの基準自体にも大きな差があります。

行政書士試験では56点中24点(つまり14問中6問。割合で言えば約4割)とればよいのに対し、社会保険労務士試験では5点中3点(割合で言えば6割)とる必要があります。しかも、社会保険労務士の場合は選択式の8科目でそれぞれ足きりをクリアする必要がありそれが行政書士試験よりも「合格の」難易度が高いと感じた点です。単に40問中24問(6割)正解するのであれば、自分の得意分野で得点を稼ぐことが出来ますが、各科目で6割正解という足きりをクリアする必要があるため、得意分野で得点を稼ぐということが通用しません。

行政書士試験と社会保険労務士試験の足きりについて
  • 行政書士(一般知識等):56点中24点(14問中6問)以上(約4割)。文章理解や個人情報保護法関連といった得点しやすい分野・正解するべき分野が明確であるため、対策が立てやすい。
  • 社会保険労務士:8科目それぞれについて、原則5点中3点以上(6割)。行政書士試験に比べ基準が高い上に対策も立てづらい。

最後に

これらの試験に合格できるかは、試験に対しての本気度もやはり大きく影響します。社会保険労務士についてはもちろん本気度が高かったのでまじめに勉強しましたが、行政書士試験はかなり苦労しました。というのも「行政書士試験は2~3か月で合格できる」というようなブログを以前読んだことがあり、それを鵜呑みにしてろくに勉強しなかったため、結果何度も受験するはめになりました。

また、行政書士の受験料が社会保険労務士とFPと比べて安かったことも影響していたと思います。その点、一級ファイナンシャル・プランニング技能士の受験料は高額ですから、さすがにまじめに勉強しましたね^^;

社会保険労務士以外については、まじめに勉強すれば一発合格というのは比較的簡単ですから、受験される方は僕みたいにならない様、まじめに勉強することをおすすめします。社会保険労務士については、選択式の足きりという運ゲーがありますので、「3回以内に受かれば良いな」という心構えで挑まれた方が精神衛生上良いかもしれません。