※写真はキツネです。
昨日、ショッキングなニュースが判明しました。
大分県警大分中央署に勤務していた男性警察官が、2002年、とある動物の捕獲作業中、その動物に手を噛まれ感染症を発症。入退院を繰り返して治療を続けていましたが今年1月に逝去されたそうです。年齢は41歳だったとのこと。亡くなられた警察官のご冥福をお祈りいたします。
そこで、本記事では「動物に噛まれ感染症に罹患した警察官が逝去。その動物と感染症について調査」と題して、その動物と感染症について記載していきます。
警察官を噛んだ動物は”フェレット”
警察官を噛んだ動物は、なんとフェレット。
そのフェレットが野生なのかペットとして飼われていたのかは不明とのことです。
- イタチ科の哺乳類
- 体長は約30~40cm
- 主にヨーロッパに生息していたヨーロッパケナガイタチを祖先にもち、ネズミやウサギ退治用に家畜化された
- 実験動物ともされていたが、近年ではペットとしても売られている
- 日本で人気のフェレットは、おとなしくて温厚な性格の「マーシャルフェレット」という種類(価格は約70,000円。寿命は約7年。)
感染症の”蜂窩織炎(ほうかしきえん)”とは
蜂窩織炎は皮膚および皮下組織の急性細菌感染で,最も頻度の高い原因菌はレンサ球菌とブドウ球菌である。症状と徴候は,疼痛,急速に拡大する紅斑,および浮腫である;発熱や所属リンパ節腫脹が生じることもある。診断は病変の外観によるほか,培養が参考になるが,その結果を待つために経験的治療を遅らせてはならない。治療は抗菌薬による。時機を逸することなく治療すれば,予後は極めて良好である。
あまり聞きなじみのない「蜂窩織炎」という感染症ですが、意外にも(時機を逸することなく治療すれば)予後は良好なんですね。また、蜂窩織炎で亡くなるという方も少ないみたいです。
このニュースについての世間の反応
・警察官がそんなことまでしないといけないのか、気の毒としかいいようがない
・2002年の怪我でよく因果関係(公務災害)が認められたな
・野生動物は病原体の塊
・捨てる人間が全て悪い
・捨てる人間は責任感のかけらもない、自分勝手な人間
・24歳から十数年も苦しみ続けるなんてかわいそう過ぎる
・警察内部に特別な訓練を受けた「野生動物捕獲課」があると良いのでは
など
最後に
本記事では「動物に噛まれ感染症に罹患した警察官が逝去。その動物と感染症について調査」と題して、その動物と感染症について記載しましたが、皆さんはどのような感想を抱かれたでしょうか?
亡くなられた警察官のご冥福をお祈りいたします。