本記事では、僕が社会保険労務士(社労士)試験の勉強をしていた際に、実際に使用したテキストや問題集等をご紹介します。僕は基本的には独学メインでしたので、試行錯誤し色々なテキスト類を試しましたが、「買って良かった。」と思えるのは本記事でご紹介するものだけです(有名な『合格のツボ』も使っていましたが、僕にはあいませんでした^^;)。
社会保険労務士(社労士)の独学者向けのテキストや問題集は数多くありますが、「結局どれがいいの??」となってしまいますので、本記事では「テキスト」「過去問題集」「法改正対策」「択一対策」「年金対策」をそれぞれ1つずつご紹介いたします。
目次
おすすめテキスト:『ユーキャンの速習レッスン』
おすすめ度:◎
社会保険労務士(社労士)を独学で勉強するにあたって最も重要だと言えるのがテキストです。
僕は、社会保険労務士(社労士)の受験初年度は某資格学校の通信講座を受講しましたが、そのテキストと遜色ないどころか、このユーキャンの『速習レッスン』が圧倒的に使いやすかったです。
ユーキャンの『速習レッスン』は、平易な文章でとても分かりやすく、質・量ともに合格するのに十分すぎる内容でした!
おすすめ過去問題集:『社労士過去10年分問題集』
おすすめ度:◎
社会保険労務士(社労士)試験を独学で勉強する上で、テキストに次いで重要だと言えるのが過去問題集です。
「過去10年分も必要なの?」と考える方もいるかとは思いますが、社会保険労務士(社労士)試験には「労務管理その他の労働に関する一般常識(通称、労一(ろういち))」という鬼門、運ゲーがありますので、労一以外の科目ではなるべく初見の問題を減らしたい(過去にこういう問われ方をされたことがあったな、と把握できる程度)と考えたため過去10年分のこの問題集を選択しました。
ただ、過去問題集を5回も10回も繰り返し解くのは非効率なので、苦手な問題を集中的に解くことや出題頻度の低い問題や論点は流し読みするなどメリハリをつけて勉強されてください。
加えて、労一については過去問題集を解いても仕方がないので、僕はこの過去問題集は使わず、別途テキスト通読と一般常識対策をしました。
おすすめ法改正対策:『法改正セミナー(資格の学校TAC)』
おすすめ度:◎
社会保険労務士(社労士)試験に関する法律は改正が多いため、法改正対策は欠かせません。
そんな法改正対策ですが、「手っ取り早く勉強したい!!」という方に、この『法改正セミナー(資格の学校TAC)』はおすすめです!!
何を隠そう、僕が社会保険労務士(社労士)試験に合格したときは、法改正以外を一通り勉強し終えたのが本試験1週間前だったのですが、この『法改正セミナー(資格の学校TAC)』で効率的に勉強できたおかげで何とか合格することが出来ました。
本試験まであと1週間しかないという「締め切り効果」と本試験直前に勉強したことで内容を覚えることが出来たと思います。本試験まで本当に時間がなかったので、講義は早送りで観てましたね(笑)
「本試験まで時間がない!」「効率的に勉強したい!」という方にもおすすめですので、ご興味のある方はぜひ利用をご検討されてくださいね。
おすすめ択一対策:『比較認識法で社労士マスター択一対策編』
おすすめ度:○
社会保険労務士(社労士)試験を独学で合格するには、最低限、前述したテキスト、過去問題集、法改正対策があればよいですが、僕の場合はブランクがあったこともあり択一式の点数が伸び悩んだので、この『比較認識法で社労士マスター択一対策編』というテキストも使用しました。
この『比較認識法で社労士マスター択一対策編』は、メインのテキストとして使うには量が少ないため向いていませんが、目から鱗が落ちる様な解き方、考え方が一部掲載されていますのでおすすめです。
おすすめ年金対策:『社労士年金ズバッと解法』
おすすめ度:○
社会保険労務士(社労士)試験に効率的に合格したいのであれば、社会保険科目(健康保険法、国民年金法、厚生年金保険法)を得意科目とした方が良いです。
そして、このうち国民年金法と厚生年金保険法については内容が似ている部分が多数ありますので、これら年金科目をまとめて効率的に勉強するべく、この『社労士年金ズバッと解法』を使用しました。
「実は年金ほど解きやすい問題はない!」というキャッチフレーズも納得できるほどの内容でした!
最後に
社会保険労務士や行政書士、FP1級を勉強し合格した経験から、僕個人としてはいずれも「独学」を推奨しています。金銭的、時間的に余裕がある方であれば、通学講座や通信講座を受講されても良いと思いますが、それらは金額の割に得るものは少なくコストパフォーマンスは悪いと思います。
ただ、社会保険労務士に関して言えば行政書士やFP1級よりも数段合格の難易度が上がりますので、「独学で合格できるか不安。」という方は、無理せず通学講座や通信講座の受講を検討されて下さい。しかし、もし一度で合格できなかった場合でも再受講はされないでくださいね。講義は一回受ければ十分ですし、再度講義を受ける時間があるのであればその時間をインプットとアウトプットにあてた方が合格への近道だと思います。
本記事でご紹介したテキストや問題集等は本当におすすめですので、ご興味のある方はぜひ使ってみてくださいね。